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お酒と健康を考える

「お酒と健康を考える」

「百薬の長」となる酒の量
忘年会と言えども酒は百薬の長にすべし。そこでイギリスのマーモット博士らの研究報告。「飲酒率と死亡率の関係」。対象は40歳から64歳までのロンドン在住の男性公務員140人。結果はJカーブ。お酒を全く飲まない人の死亡率は10%。最も低い死亡率6%は日本酒で0.6合。1日約1.2合で死亡率10%。それ以上飲むと死亡率はひたすら上昇します。がん死亡率で見ますと、良い方から「2日に1合」「2週に1合」「毎日1合」の順。

「二日酔い」を阻止する方程式
二日酔いを防ぐにはアルコール量で計算するのが最も分かりやすいようです。日本酒1合に匹敵するのはビール大瓶1本、ウィスキーダブル1杯、ワインはワイングラス2杯ほど。ビール中瓶1本、次に日本酒1合、ウィスキーシングル3杯、ワインをグラス1杯で日本酒換算で約3.7合。アルコール代謝は1合に約3時間かかるので3.7合では約11時間かかってしまいます。夕方6時からであれば、二日酔いは避けられますが、夜10次からでは朝に残ってしまします。

フグヒレ酒の健康効果
忘年会、新年会も、同じ飲むなら健康に良いお酒にしましょう。フグのヒレ酒はヒレからコラーゲンが出てきます。コラーゲンはタンパク質の一種。細胞と細胞を結びつける接着剤のような働きをします。フグの煮こごりがコラーゲン。がん予防に結びつきます。(京都大学医用高分子研究センターの研究)コラーゲンはお肌をみずみずしくし、腸内の善玉菌を増やします。

生活習慣病改善に役立つビールのホップ
ビールは通風に悪いと言われます。確かにプリン体はアルコール中で最大です。しかし、ビールも生活習慣病に役立つ面があります。「高血糖改善作用及び血圧降下作用」が認められます。ホップに由来する苦味成分のイソフムロン類にその作用が認められます。(キリンビール基礎研究所)軽度の糖尿病患者を10人ずつ2グループに。Aにはホップエキス100mg、Bにはプラセボ。2週間投与の結果、空腹時血糖や収縮期血圧が低下。麦芽100%ビールを。

本格焼酎は血栓を溶かす作用が一番
ポリフェノールで人気の赤ワイン。血栓溶解作用は本格焼酎と泡盛が一番。本格焼酎を1合飲むことで血栓溶解酵素が赤ワインの1.5倍に跳ね上がるといいます。さらに、本格焼酎は雑ぶつを含まないので、二日酔いにかなりなりにくいとも言われています。血栓溶解作用とは血液をサラサラにするということ。生活習慣病の狭心症。心筋梗塞、脳血栓などの予防にも結びつくと考えられます。