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帯状疱疹

●高齢者とは限らない帯状疱疹
・水痘(水ぼうそう)はウィルスの再活性化によって起きる病気です。
・年をとったり、病気をしたり、ストレスなどで免疫力が低下したときに、ウィルスが活性化します。
・まずは痛みが出ます。それから4〜5日後に、赤い発疹が神経線上に帯状に広がって出ます。
・どの知覚神経にも出る可能性はありますが、患者が多いのは体部の前面・背面と顔面などです。

●早期発見、早期治療を!
・免疫力の低下から昔は高齢者がほとんどでしたが、今は若い人でも発症し、まれに10代未満の発症もあります。
・人口10万人あたり、年間300〜500人が発症します。毎年30〜50万人が発症しています。
・昔は「帯状疱疹は悪性腫瘍を疑え!」といわれ、医師の教科書にもそう出ていました。
・今でも重症ケースでは、白血病やエイズが発見されています。
・帯状疱疹後神経痛を避けるには、発疹がでて3日以内に治療を開始すると、避けられる可能性がより高くなります。

●帯状疱疹の治療
・帯状疱疹の出てくる部位によっては、障害が起きることもあります。
・眼では視力低下。耳は聴力障害や顔面神経麻痺。帯状疱疹後神経痛もあります。
・治療は薬物療法。抗ウィルス薬が使われます。今は塩酸バラシクロビル(商品名バルトレックス)です。
・かっては1日5回でしたが、今は1日3回を1週間服用します。加えて抗菌外用薬を、不眠には睡眠薬が処方されます。
・入院して抗ウィルス薬の点滴静注がより効果的です。入院すると安静が保たれます。入院期間は7〜8日間です。

●帯状疱疹後神経痛とその治療
・帯状疱疹になった人の約10%が帯状疱疹後神経痛になり、激痛に苦しめられます。
・短い人は数ヶ月、普通で2〜3年、長い人は5〜10年も苦しめられます。
・痛みをやわらげるしか治療がありません。治療は、まずは消炎鎮痛薬で痛みを多少でも軽くします。
・外用薬で局所麻酔を行なったり、外用薬の消炎鎮痛薬も併用して使います。
・麻酔科と相談して神経ブロック、または、高周波熱凝固という治療法も行なわれています。

●免疫力を低下させない日常生活
(1)睡眠は十分にとる。
(2)栄養バランスの良い食生活。
(3)適度な運動で活力アップ。
(4)カゼなどは早く治す。
(5)規則正しい生活を心がける。
(6)体は常にあたたかくしておく。
(7)糖尿病はどのある人はしっかりコントロールを。
(8)笑顔のある日々を!
(9)ストレスをため込まない。
(10)健康診断をきっちり受けておく。