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緑内障


●緑内障とはどんな病気?
・視野が狭くなり失明に結びつく緑内障。中途失明第2位。目が青くなるので緑内障という説。でも変
・緑内障のメカニズム。光景は角膜や水晶体を通って網膜にうつる。光の情報として視神経を通って脳へ
・脳で物を見たと認識する。緑内障は視神経に問題が生じる。視神経は乳頭部という出口で束になる
・そして脳へ。この乳頭部が弱くてへこむと視神経がとぎれ、とぎれた部分の視野が欠けることになる
・その視野がとぎれる原因によって「開放隅角緑内障」「閉塞隅角緑内障」「その他」に分けられる


●日本人に圧倒的に多い正常眼圧緑内障
・日本人の40歳以上の17人に1人が緑内障。しかし気づかずに、わずか10%しか治療を受けていない。
・それは日本人には緑内障の「開放隅角緑内障」が多く、それも眼圧が高いものより圧倒的に「正常眼圧」が多い
・正常眼圧緑内障は視神経乳頭部が弱い。次に視神経に栄養を送る血管が動脈硬化を起こしている
・サイレント疾患なので、充分に気をつけ、定期的、年に1回の眼科検診を。ストレスも考えられている
・正常眼圧は10〜18mmHg、平均14mmHg。21mmHg以上は高眼圧になる


@くも膜下出血と間違えられる緑内障の発作
・正常眼圧緑内障はサイレントに進行するのに対し、急性発作を起こすのが約10%を占める閉塞隅角緑内障
・目の血液の房水が排出される隅角が高くなる。一気に眼圧が50〜60mmHgへ
・房水の流れは毛様体で産生され、角膜と虹彩の間の隅角を追って線維柱帯、シュレム管を経て排出される
・線維柱帯(房水をろ過する役割)が詰まるのが開放隅角緑内障。急性発作は3日以上要すと失明にも・急性発作は中年以降、女性、遠視、東洋人に多い。よくくも膜下出血と間違えられる目の激痛


@緑内障の薬物治療・レーザー・手術
・高眼圧緑内障では初期では18mmHgに、中期では16、末期では14まで下げる
・正常眼圧でも初診時より30%は下げる。まずは点眼薬を使って眼圧コントロール。ファイザーの「キサラタン」
・1日1回の点眼で強力に眼圧を下げる。経シュレム管とブドウ膜強膜流出路(ここの道を広くして流出を多くする。眼圧と関係なく流出する)後者は15%の流出路
・レーザーは虹彩切開術とレーザー線維柱帯切除術。線維柱帯を一部切除して房水を白眼の下に流れるよう、バイパスをつくる手術


@緑内障の早期発見法
・年に1回は眼科検診を受ける。眼圧検査、眼底検査、視野検査を受ける
・初期の症状は「目が疲れる」「頭が重い」「肩がこる」などのごくありふれたもの
・テレビの砂嵐を見てチェック。新聞の株式欄(同じ文字が並んでいるのに見えないところがあると疑い)を見てチェック
・砂嵐になっていない部分が見えると緑内障の疑い。
・緑内障といわれて間違っていたというケースもあるので、優秀な専門医、また、セカンド・オピニオンをとろう