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水虫

●水虫を叩くのは梅雨前がいいのだが・・・
・梅雨前が白癬菌が最も力を弱めているので、この時期に徹底退治。梅雨に入っても根気よく
・日本人には水虫の人が多く、ジャパン・フットウィークの調査で約5人に1人(2500万人)爪水虫は10人に1人。
・白癬菌はカビなので高温多湿が大好き。水虫の原因は白癬菌
・白癬菌は皮膚の最も外側の角質層の深いところに住みついて細胞内に入ったり増殖する
・白癬菌は薬にも上手に対応し、丸い形になって薬の中でも生き延びようと努力。しつこいのだ。

●水虫の種類は4タイプ
・趾間型・・・指の間が白くふやけたようになり、赤いびらん面が現れる
・小水疱型・・・足の土踏まずを中心に足の淵、足の指の腹や側面に粟粒大の水疱が数多くできる
・角質増殖型・・・足の裏全体が厚く角質化し、白い粉をふいたようになる
・爪白癬・・・白癬菌が爪に入ったもので、白くにごったり、多少黄色みを帯びたボロボロの爪になる・角質増殖型と爪白癬は外用薬が効きにくいので、内服薬での治療が中心になる

●水虫治療は正しい診断から
・足に水虫様のものができるとすぐに水虫と思い込むのはダメ。「掌蹠膿疱症」や「虹色陰癬」のことも
・掌蹠膿疱症・・・小さな膿疱ができる。それもたくさんできるので医師はすぐ水虫と区別がつく
・虹色陰癬・・・小水疱型のような赤い発疹ができ、よく似ている。細菌が原因でカビではない。
・今は1日に1回塗る薬が中心。医療用と市販薬が同じ濃度になった。広い範囲に風呂あがりに塗る
・必ず皮膚科で白癬菌がいるか否かを顕微鏡でのぞいて確定診断をしてもらいましょう。

●頑固な爪白癬にイトラコナゾール パルス療法
・爪白癬ではぬり薬は爪の中の白癬菌に届かない。だから飲み薬が中心になる。
・飲み薬の場合は安全に服用するため血液検査で肝機能を調べることがある
・中心的治療はパルス療法。イトラコナゾールという薬をまず1週間飲み続け、その後3週間休む。
・また1週間服用して3週間休む。これを3回繰り返して、合計21日薬を飲むと7〜8割治る
・イトラコナゾールは1年間爪の中に残って効果を維持する。他の水虫も完治する。2004年2月に認可

●水虫をしっかり予防
・ゴルフ場、銭湯、温泉などのバスマットには100%白癬菌がついていると思って良い
・予防1 バスマットは清潔に。
・予防2 靴は毎日はきかえる(白癬菌が増殖しやすい)
・予防3 通気性の良い綿の靴下(ぬれたらはきかえる)
・予防4 1日1回きれいに足を洗う
・予防5 予防的に外用薬を使う(1週間に1回塗るだけでOK)
・水虫になりやすい足となりにくい足もある