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メタボリック・シンドローム

●メタボリック・シンドロームに注目
・米国にはあったが、遂に日本でもメタボリック・シンドローム(内臓脂肪症候群)の診断基準
・8学会が一緒というのに、まず驚かされる。男性のへそまわり85センチ、女性90センチ
・1.中性脂肪150mg/dl以上、もしくはHDLコレステロール40mg/dl未満、または両方
・2.最大血圧130mmHg以上、もしくは最小血圧85mmHg以上、または両方
・3.空腹時血糖110mg/dl以上。BMI(体格指数・体重を身長の2乗で割る)

●中核になるのは内臓脂肪型
・1980年代後半からこのような考え方はあった。「死の四重奏」「内臓脂肪症候群」など
・ひとつひとつが軽度でも、それが集まると動脈硬化を促進させる。1+1が2ではなく、3にも5にも。
・洋なしタイプ・・皮下脂肪タイプ。このタイプは内臓脂肪の悪さを消す
・りんごタイプ・・内臓脂肪タイプ。病気をどんどん作る。
・食べすぎは肥満を作り、インスリン抵抗値が起きる。糖尿病、腎臓でのナトリウム再吸収で高血圧、内臓脂肪は中性脂肪の合成を高め高脂血症

●LDLコレステロールはそれだけで対応しよう!
・LDLコレステロールは今回入っていない。LDLはこれだけで単独の動脈硬化因子
・LDLコレステロールの基準値は130mg/dl以下が望ましい、170mg/dl以上は治療が必要
・LDLが酸化して酸化LDLコレステロールになって悪さをする
・タバコはコレステロールを沈着しやすくする。LDLはそれだけで治療対象なので治療を
・HDLは値が高いと長寿。アメリカの一地方の遺伝性高HDL家系で平均寿命男82、女86

●肥満治療から始めよう
・すべての中心が脂肪なので、まずは肥満対策
・腹8分のバランスの良い食事を3食。朝と昼にしっかり食べて、夜を軽くする。間食はしない
・運動はウォーキング、週に1回の強めの運動、ダンベルなど筋力トレを少々。筋肉の維持
・7〜8時間の睡眠をとる。睡眠をとっていないと幸せ感がなく、太る物質がでてくる
・体重日記でも何でもいいが、やる気を起こすものをつけたりすると持続性が出てくる

●メタボリック・シンドロームの治療
・生活習慣の改善にアタックしよう。3〜6ヶ月行ってもダメなら薬物治療を考えよう
・薬物治療の場合は糖尿病、高脂血症、血圧、それぞれの治療薬となる
・もちろん、仕事が多忙すぎて運動、食事の管理ができない人も薬物治療
・薬と生活改善を同時進行させるときは、1ヶ月に1回は病院でチェック。医師の指示に従う
・全身をトータルでみてくれる医師との2人3脚が良い