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糖尿病

●日本人の6.3人に1人が糖尿病患者or予備軍
・糖尿病患者740万人、予備軍880万人、トータル1620万人。740万人のうち約半数が治療を受けていない。
・糖尿病は血糖が高くなる状態。「糖質は小腸からブドウ糖となって吸収され、肝臓を介して全身の組織へ。そのとき血液中のブドウ糖が増加。
・これに対応してB細胞からインスリンが分泌される。インスリンは血中のブドウ糖が筋肉と脂肪組織に取り込まれるよう作用する。
・その結果、血糖値が下がる。ところが、インスリン上足、働きが悪いと血糖値が下がらず合併症へ。



●今、話題は食後過血糖
・境界型はまだ大丈夫から、今はもう危ないが常識。
・食後過血糖は糖尿病の人と同じくらい大血管障害を起こしやすいことが分かった。
・食後血糖正常値は140mg/dlまで。200mg/dl以上は糖尿病。食後過血糖は170以上。
・食後過血糖で高血圧や高脂血症のある人は、その時点で食事・運動療法を行う。
・メタボリックシンドローム……1.腹部肥満、2.高血圧、3.高血糖、4.高中性脂肪。5.高コレステロール。


●糖尿病3大合併症・糖尿病腎症
・腎上全から透析移行原因で最も多いのが1998年から糖尿病腎症。
・微量アルブミン尿の検査が一般化。尿にわずかに出るときがターニングポイント。
・糖尿病腎症の病期はT〜X期。アルブミン尿が出るのはII期の段階。
・III期のB期以降では平均7年間で約70%が透析に移行している。
・II期段階でしっかり治療すると9年でもIIIBに進行するケースは極めて少ない。


●糖尿病3大合併症・糖尿病網膜症
・10年も経つと糖尿病網膜症が出てくる。現在、中途失明の第1位、年間3000人以上。
・カメラのフィルムにたとえられる網膜に酸素や栄養を送っている細小血管が障害されて、もれたり、詰まることで生じる疾患。
・進行すると新生血管が大出血を起こしたり、最悪は失明に至る。
・中期の治療はレーザー光凝固術。硝子体手術を行う。


●糖尿病3大合併症・糖尿病神経障害
・糖尿病になって4〜5年で出てくる合併症。
・ブドウ糖がソルビトールに変化し、それがたまることで神経障害が起こる。
・また、未梢血管の血流が悪くなり、神経細胞に栄養・酸素が届かずに神経障害に。
・多発性神経障害…運動・知覚神経が障害され、やけど・怪我を。結果、足の切断etc‥
・自律神経障害…胃腸・心臓などの働き→便秘、下痢、起立性低血圧、神経固性膀胱、インポテンスなどの症状。
・徹底した血糖コントロールが重要!!


●食事で予防と改善、まずは食物繊維
・日本人の食物繊維減少。S30年21g、S60年17g、今は13g程度。
・肥満予防と改善。胃腸内で食物繊維は水分を含んで膨れ、より早く満腹感が来る。
・水溶性と非水溶性食物繊維。水溶性は糖質の吸収を遅くする。
・非水溶性はコレステロールなどを吸着して排水。だから両方の繊維を摂取するのが大事。
・多く含まれる食品…寒天、黒きくらげ、ひじき、干し椎茸、青のり、わかめ、ま昆布、かんぴょうetc‥


●食事で予防と改善、カロリー&GIを合わせよう!!
・糖尿病予防・改善に不可欠なのはカロリーを抑えた食事。標準体重から摂取カロリーを知る。
・そして、GIが見直されている。グリセミック・インデックス(血糖上昇反応指数)
・GI=血糖値がどれくらい上昇するかを評価した数値。
・GIが高ければ高い程、肥満への道は急上昇する。血糖を急上昇させるとすい臓の負担増。
・カロリーとGIの両方を考えながら摂取していく時代になった。


●運動は生活習慣病を予防・改善する。(糖尿病)
・運動の良さは医聖ヒポクラテスが紀元前5〜4世紀にすでに言葉で示している。
 1.糖の代謝が盛んになる。 
 2.インスリンを節約できる。 
 3.動脈硬化予防。
 4.心臓や肺が丈夫になる。 
 5.血液循環が良くなる。
 6.HDLコレステロールが増える。 
 7.骨粗鬆症を予防する。 
 8.高血圧を予防する。
 9 思考力がアップする。 
 10.ストレス解消。


●ハードすぎる運動は逆効果(糖尿病)
・ハードすぎる運動は逆に血糖をあげてしまう。
1「タラタラと60分間歩き回った」
2「速足で30分間歩いた。」 
3「全力疾走近い状態で15分走った。」
・1と2は血糖値が緩やかに低下し、運動後も血糖はあがらずに安定維持した。
・3は走り出してすぐにも血糖値は下がるものの、運動後にはまた上昇してしまう。
・適度な運動、緩やかな運動こどが糖尿病には効果がある。


●糖尿病の予防・改善に睡眠を充分に!!
・「生活習慣病と睡眠」の調査を久留米大学精神神経科の内村直尚助教授が発表。
・生活習慣病を持つ人は持たない人に比べて不眠の人が33.1%対26.6%と多少多く、
・眠りの質においても37.8%対30.1%と、不眠に悩む人の多い傾向があった。
・1999年のLancetでは、18〜27歳の健康な男性11人をチェック。
・4時間睡眠を6晩で不眠状態にすると食後血糖が平均115→135へ。耐糖能を悪化させた。
・12時間睡眠を6晩後、食後血糖値は元に戻った。