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腰部椎間板ヘルニア

●17歳以降、次第に痛む椎間板
腰痛には様々あるが、代表格は椎間板ヘルニア。人口の約1%が経験。
17歳位でほぼ完成され、以後椎間板は次第に痛む。1日10本以上タバコを吸うと約20%リスクアップ。
ヘルニアとは「脱出」とか「飛び出す」の意味。
腰椎と腰椎の間にある椎間板、周囲は線維輪で中心部はゼリー状の髄核。
線維輪が物理的ストレスで痛み、髄核の脱出したものがヘルニア。

●腰部椎間板ヘルニアが自然に治るケース
腰部椎間板ヘルニアは下肢に感覚障害、運動マヒの起こるのが大きな特徴。
ヘルニアの分類
1.椎間板全体が後方に膨隆する
2.髄核が線維輪で破って後方に移動するが後縦靭帯の下に留まっている
3.髄核が後縦靭帯を破ったが椎間板と連続している。
4.髄核が椎間板から遊離してしまった。
3・4がヘルニアの消退の可能性あり。
MRI検査でブラックラインを後縦靭帯が突き破っているか否かで判定。

●腰部椎間板ヘルニアと保存療法
当初の痛いときには、まず保存療法を考える。安静、消炎鎮痛薬、コルセット...etc
保存療法で80%の人が痛みが治まって改善する。
1.安静
2.薬物療法
3.理学療法
4.コルセット
5.腰痛体操...etc
けん引療法は腰椎をけん引する。より深部の筋肉の緊張を和らげる。
間けつけん引はより効果があるといわれる。けん引と休みを繰り返すのが間けつけん引。

●腰部椎間板ヘルニアと手術療法
残る20%が即手術というのではない。ただ、痛い上に足首を起こそうとしても起こせないのはマヒがきている。永久にマヒが残るので、この場合は送球に手術を行う。
馬尾障害で尿が出ないときも手術。手術の中心は「ラブ法」。
内視鏡手術には「PLDD」「PN」「MED」があり、最も安全な手術といわれるのがMED。
MEDは背中から16ミリの筒を入れ、そこから内視鏡を入れモニターを見ながら髄核を取り除く。

●坐骨神経痛と神経ブロック
坐骨神経は第4、5腰椎、第1、2、3仙骨から出ている。知覚・運動神経が通っている。
坐骨神経痛の原因で多いのは椎間板ヘルニア。脊柱管峡容症、腫瘍など。
全立線肥大、子宮内膜症などで坐骨神経の障害をしたことでも起こる。
保存療法で効果のないときに神経ブロック。多く行われるのが硬膜外ブロック。
脊髄を包む硬膜の外側に針を刺して麻酔薬を注入。
硬膜外ブロックで効果がないと、障害されている神経に直接針を刺して麻酔薬を。